砂型鋳造の工程 金型製作
皆さんこんにちわ!
ここベトナムでも4月29日~2日まで祝日でお休みでしたが、コロナ変異株などがみつかり、ちょっとしたロックダウン(緊急事態宣言)が出ています。
と言っても日本よりかなり厳しいですが、大概抑え込みに入るので約2週間程度で市中感染がゼロとなります。
全ての履歴を取り接触した人はF1、F2などに分け検査をお行います。
アパート1棟や町を前面に隔離してしまう場合もあります。
ハノイではお店や喫茶店、マッサージ、カラオケ、バー、たとえ屋外でも人数の集まりを禁じて、マスクしていない人など罰則となり罰金がかせられます。
大変ですが・・これでコロナを完全に封じ込めるのです。
さて我々、昭和機器計装ベトナムでは主に流量計を製作する場合砂型鋳物とロストワックスにて流量計本体やボディを製作しています。
さてHPにも載せていますが実際、どのよう工程で砂型鋳物が製作されているかを紹介しましょう。
今日のその鋳物の中での砂型鋳物の金型についてです。
鋳物を製作する上で必要になるのは金型です。
但し、砂型鋳物の金型はプレスの金型や樹脂成型、ロストワックス、ダイカストと比べるとそれほど複雑ではありありません。
現在、ベトナムの砂型鋳造の殆どはこのアルミA6061を使用して製作されています。
製作期間は約45日程度で試作品までを完成させます。
写真の様に簡単で中子を使用しない製品ですと1か月以内で製作も可能です。
この製品はガラス押えと言う製品で鋳物としては一番簡単な製品の金型です。
ベトナムでは木型を製作している会社は殆ど見た事がありません。
多分この国の高温多湿、木型の管理、雨季、洪水被害などを考えると木型がすぐダメになりあまり木型がメインでは無くアルミ型になったのだと思います。
この金型で製作した鋳物を加工して試作は終わりとなります。
砂型の場合かなり加工する箇所が多いので鋳物の重量と加工後の重量が大きく異なります。(製品にもよります)
次回はベトナムの鋳造工程です。
それでは、またお会いしましょう!
是非、皆さまが日常の生活を取り戻しベトナムにお越しになられる日が来る様に!
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