ロストワックスの工程その1
皆さんこんにちわ!
ベトナムより本日もお届け致します。
ロストワックスの製造工程の紹介です。
ロストワックス?あまり聞かれない用語ですがロストワックスも鋳造の手法です。
精密鋳造と呼ばれ砂型鋳造よりも精度が良いのが 特徴です。
簡単に説明するその名の通りワックス(蠟)が消滅という事です。
ではこれから順番に説明していきましょう。
まず本日は第1回目です。
ロストワックスはまず金型製作から始まります。
金型と言うのは蠟型を製作するための金型です。
ロストワックスの金型はアルミでベトナムではA6061が一般的に多いです。
ロストの金型は砂型と違い蠟の型を製作するため、生産量や管理にもよりますが、金型は半永久的に使用する事が可能です。
ロストワックスの最大の特徴は砂型と比べ加工工程を減らす事ができます。
それは何故か?鋳抜き穴などをあける事が可能であったり複雑な形状を製作する事において加工部分を減らす事ができるのです。
また製作メーカーにもよりますが、鋳肌が綺麗なため鋳肌を隠す必要がありません。
上記の金型ができあがりますとそこに蠟を流し込み蠟型型が完成となります。
次回はロストワックスの工程第2回で紹介したい と思います。
次の工程はまた次回お話しましょう。
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