鋳物から加工そして塗装まで・・・
現在、ベトナムでは昭和機器計装のフロート式面積流量計AP0200の大口注文が入っており
鋳物を仕上げ加工中です。現在フランジ穴加工を弊社工場内で今週よりテト明けより始めました。
なんとかスケジュール通りです。
その後カチオン塗装、粉体塗装までを対応します。何故、カチオン塗装をするかと言う事ですが、
以前はカチオン塗装をしていませんでした。ベトナムで製作する様になり粉体塗装を直にすると製品がぶつかったり、した際に塗装が剥がれる事があります。また、製品に錆等があった場合、経年劣化とともに塗装がとれてしまうケースがあったからです。
そのような不良を抑えるためにカチオン塗装で下塗りをして塗装をかけています。
万が一、粉体塗装が剥離してもカチオンがあれば製品の錆等を防ぐ事ができるからです。
この様に、当社のFCD鋳物に関しては全製品にカチオン塗装をしてから粉体塗装をかけているのです。
勿論その分手間も時間もお金もかかりますが結果的にクレーム等も減り、良い結果が出てくるのです。
この様に本社とは週1回無いし2回程、打ち合わせを行い日々改善を行っております。
納期の進捗や、課題などを共に解決していくためです。
その為、我々は他のお客様に関しても納期スケジュールの詳細や問題点などをいち早くお知らせできる事ができるのです。
良くお問合せ頂くお客様の中に現在コロナ禍で「海外で製作をしているとスケジュールが全く分からない・・」
などの話を頂きますが・・当社はできる限りスケジュールソフトの共有やZOOMなどで試作状況をお伝えしております。
それでも不良製品は必ず発生します。
不良発生後は大変な事もありますが改善のチャンスでもあると言う認識を難しいですが常日頃持つように努めています。
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