ベトナム鋳物Q&Aを追加しました。
ベトナムで鋳物生産、部品調達のQ&Aです
- ① 鋳造の最大重量はどのくらいの重さまで対応できますか?
- 過去に対応した製品は砂型鋳造FCD450でMax32kgです。
ロストワックスは15kgになります。ロストワックスは一般的には最大50kg人が安全に運べる程度が限界です。
砂型は100kgなどありますが、リスクが非常に高いのと、加工設備や塗装設備が対応できないので当社ではだいたい50kg以下の製品をメインとしています。 - ② 少量でも鋳造は対応可能ですか?
- 少量でもご相談頂ければ対応する場合もあります。
但し、全ての鋳造は金型を製作しなければなりませんのでコスト面で、費用対効果を認めて頂ければ対応致します。
少量の場合形状にもよりますが、切削加工を提案させて頂く事もございます。 - ③ ロストワックスはどのような材料が対応可能ですか?
- メインはSCS13(SUS304), SCS14(SUS316)ですが
他にS45C, WCB, CF3, CF8, ハステロイCなどが対応可能です。
但し、溶解炉ワンチャージ分の製作が必要となります。MOQは約200kgとなります。 - ④ 鋳造だけなく加工や塗装も対応可能ですか?
- 鋳造だけでなく加工や塗装も対応しますが、指定の塗装材等がベトナムで入手困難な場合もあります。
その際は別途ご相談となります。 - ⑤ 塗装や表面処理はどんな事が対応可能ですか?
- 塗装は焼き付け塗装、粉体静電塗装、電着塗装対応可能です。
メッキ等の表面処理はニッケルメッキ、クロムメッキが対応可能です。
コーティングはテフロンコーティング、セラミックコーティングが対応可能です。
またクロムメッキ等はオプションでULにてRoHS対応の確認も等可能です。 - ⑥ 鋳造品の金型製作や量産等の納期はどうでしょうか?
- 砂型ですと金型が約45日以内で鋳造試作まで。
量産は数量にもよりますが、1か月から1.5か月です。
加工がある場合は約2週間~3週間、数量や形状にもよります。
ロストワックスですと金型が約45日間、試作が20日間程度です。
加工は砂型と同様です。 - ⑦ 船やエアーの納期はどの程度でしょうか?
- 船の場合は東京港まで約7日間です。
出航の2日前に工場を出荷するので約9日間で東京港まで到着です。
通関が2日間程度だいたい弊社の工場を出荷してから14日程度でお届けできます。
エアー便は重量により使い分けています。
試作は小ロットの加工品などはエアーです。
エアー便は約1日もしくは2日で成田空港に到着します。
通関が1日、3日から4日程度で受け取れる仕組みです。 - ⑧ 各製品のミルシートは発行可能ですか?
- 問題ありません。ミルシートは事前にお話し頂ければ発行可能です。
- ⑨ 各製品の検査データ等の発行は可能でしょうか?
- 事前に打ち合わせの上、計測箇所等のご指示、抜き取り、全数、耐圧検査など対応は可能です。
検査内容については別途経費がかかる場合もございます。 - ⑩ 送られてきた製品に問題がある場合、日本サイドでの対応もして頂けるのでしょうか?
- 日本サイドでの対応も致します。
報告書等は全てベトナムより日本サイドと話しをしてお客様に報告致します。
勿論、ベトナムサイドにおいてもZOOM等でお話する事も可能です。 - ⑪ 金型の寿命はどのくらいですか?
- まず砂型ですと約20,000回程度です。毎年確認をさせて頂いております。
長い間使用しない場合も経年劣化などありますので一概にはいえませんが、特に中子の金型などは交換が必要になるケースもあります。
ロストワックスの金型は蠟型を製作するため、かなり長く半永久的に使用する場合も可能です。
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